自分の言葉をうまく伝えるために読むべき一冊 「言葉にできる」は武器になる。

芝生の上の本

今回は、自分の思いをうまく表現できるようになりたい!自分の意見を簡潔にまとめて発言できるようになりたい!と思っている方へ、おすすめしたい本の紹介です。

例えば、人の話を聞いたときに、ポイントを抜き出してまとめられる人。

人から意見を求められたときに、自分の意見を整理してわかりやすく話せる人。

こういう人をみると、自分の言葉で話ができてすごいな、きっと頭の中が整理されているんだろうな、と思って憧れませんか

私は憧れます。

憧れてはいるけれど、手段がわからない。

そう思っている方の、自分との向き合い方にヒントをくれる本です。

 

 

私は、半年前まで会社員でした。

会議などの場では特に、意見を述べるのが苦手でした。

進行役の時は、最後にまとめなくちゃいけない、というプレッシャーから、締めの言葉は、人の言葉じりだけを拾って、本質の意味が抜けてしまっていることがよくありました。

本質をつかめていないから、結局、まとめの意見がまとめになっていない。

これって結構へこみます。

何やってんだ、私って。

とにかく、自分の考えをうまくまとめてわかりやすく発言する。ということがとても苦手だったのです

自分の中で消化できていないから、当然、人にもきちんと伝わりません。

話しているうちに、「あれ、ちゃんと伝えきれていないな」と思うことが何度もありました。

 

人の話を聞いたときに、ポイントを抜き出してまとめられる人になりたい。

自分の意見を整理してわかりやすく話せる人になりたい。

そう思ってから、ノウハウ本のようなものを何冊か読んで、言い方は少し上達しました。

でも、なんか違う。問題は、言い方じゃないのかもしれない。

そう気づいたときに、出会ったのが、この本です。

 

「言葉にできる」は武器になる。

 

著者の梅田悟司(ウメダサトシ)さんをご存知でしょうか。

名前は知らなくても、缶コーヒーのジョージアのコピーなら耳にしたことがあると思います。

世界は誰かの仕事でできている。

有名なコピーですよね、私は、このコピーが大好きです。

短い文字の中にいろいろな人の人生がぎゅっと詰まっていて、いろんな世界を想像することができます。

このコピーを目にした人が、自分のことだ!と思って、共感できるってすごいことですよね。

 

この本は、人を惹きつける言葉の使い方や、言い回し、といったノウハウ本ではありません。

自分の中のにある言葉を意識することや、意識した言葉を深めていくにはどうすればいいかが丁寧にわかりやすく書かれています

 

自分の頭の中を覗き込んで、考えを抜き出していく。抜き出した考えについて、もっと深堀して考える。

この繰り返しの作業で、自分の中にある思いが、薄っぺらい言葉ではなく、重みのある言葉となって外に出ていき、聞いている相手に伝わるのだ、ということが書かれています。

もちろん、伝えるためのテクニックも書いてありますが、それは最後の段階。

まずは、自分の中にある言葉と向きあうことがスタートラインになっています。

自分と対話すること

 

思考を整理すること=自分と対話すること

 

自分の発言は、外に向けた言葉。これを磨くためには、自分が発している内なる言葉の存在を意識することが絶対不可欠。と書かれています。

内なる言葉とは、自分が頭の中でつぶやいている言葉のこと。

例えば、何かをみて「キレイだな」とか「なんか違うな」とか、頭の中にいるもう1人の自分がつぶやいている言葉。

これだって、りっぱな自分の意見。でも、ただ自分の感情を表している言葉にも感じます。

ここから自分がどう思うか。どういう時にそう思うのか。どうしてそう思ったのか。ということを考えて進めることで、自分の意見が深いものになって、自分の言葉が出てくるようになります。

自分の思考ぐせがわかって、自分をより知ることになります。

自分の視点を育てることにもつながります。

自分と対話していないと、どういうことが起こるかというと、「考えていないと言葉は出てこない」のです。

まさに以前の私のことです。

自分が何を考えているのか、どう感じているのかを考えていないから、相手に伝わらない。

伝わらないから、理解されないし、誤解されてしまうことにもつながります。

考えているようで、考えていない。

自分を見透かされているようで、読んだらすぐに実行しなければ!と思わせてくれる内容でした。

https://yururitona.com/kotoba%ef%bc%92

 

最後に

 

私は今まで、自分の思考を整理するということをおろそかにしていた気がします。

やっているつもりでも、自分の頭の中で考えているだけで、結局なんの解決にもなっていませんでした。

自分が発した言葉もそのまま受け取っていました。

それが、自分の価値感だと思って疑いませんでした。

だから、話がまとまらなかったり、うまく伝わらなかったりしていたんだと思います。

外に向けての言葉の磨き方のノウハウはもっていても、あまり役に立ちませんでした。

結局、表面だけの言葉になってしまい、自分の言葉ではなかったからです。

実際にやってみると、なかなか難しいです。残念ながら、すぐに身につくものではありません。

 

だから、何回も気長にやっていこうと思っています。

自分の思考整理におすすめな一冊です。