うま味も栄養も逃さない鍋と言えば、無水料理で有名な『バーミキュラ』
この鍋を購入して3年が経ちましたが、我が家での煮込み料理は、すべてバーミキュラのお世話になっています。
肉や魚がふっくら仕上がるのはもちろんですが、とにかく野菜が甘くなって、子どもが野菜をよく食べるようになりました。
大好きな鍋なのですが、いくつか使いづらいところもあります。
3年間使用して感じた、メリット、デメリットをご紹介します。
決してお安い鍋ではないので、バーミキュラの購入を検討されている方の、参考になればと思います。
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もくじ
オーブンポットラウンド22㎝のメリット
メリットと感じたところは、5点あります。
- 野菜は甘く、肉・魚はふっくら、しっとり仕上がる
- 煮物が煮崩れしない
- 野菜の丸ごと調理が可能
- 鍋の色が8色から選べる
- 鍋も色もリペアできる
野菜は甘く、肉・魚はふっくら、しっとり仕上がる
高い野菜でも安売りしている野菜でも、味が濃くなり、とにかく甘みがすごく出ます。
素材のうま味というやつですね。
うちの子どもは、バーミキュラの鍋で作った煮物を食べ始めてから、野菜をよく食べるようになりました。
鍋の密閉性が高いので、肉も魚も硬くならず、ふっくら、しっとり仕上がります。
特に角煮は美味しく仕上がります。
お店のように、箸をいれるとホロっと切れますよ!
煮物が煮崩れしない
煮物の場合は、最初に入れる水分は調味料の分だけなので、水っぽくならず煮崩れすることがありません。
しかも、色合いがきれいに仕上がるので、見た目にも美味しく出来上がります。
野菜の丸ごと調理が可能
じゃがいもや玉ねぎなど、丸ごと調理出来ます。
他の材料も、ざく切りで大丈夫。
小さく切るより、大きめの方が素材のうま味を一層感じることができます。
調理時間はあまり変わらないので、私はいつもざく切りです!
鍋の色が8色から選べる

バーミキュラの鍋は優しい色が多いです。
「カドミウム」を使えば鮮やかな色が出せるようなのですが、健康を考え、バーミキュラは「カドミウム ゼロ」を唱っています。
色は8色から選べます。
パールの入っていないホーローコーティングが3色。
パールの入っているホーローコーティングが5色。
お値段は、パールなしの方が1.000円高くなっています。
私は、パールグリーンを選びました。
キッチンが明るくなるのと、料理の色を引き立てるこの色が気に入っています。
鍋も色もリペアできる
ホーロー鍋は使っていくうちに剥げることがあります。
でもリペアに出せば、古いホーローを全部はがして、新しいホーローコーティングをしてくれます。
しかも、色の変更もできるのです!
買った後に、「あっちの色も良かったな~」と思ってしまったら、リペアで色を変えてしまいましょう!
オーナーズダイヤルに連絡をした後、宅配業者が自宅まで引き取りに来てくれます。
通常色 | 8,000円(税別) |
---|---|
特別色 | 9,000円(税別) マットブラック・パールホワイト・ナチュラルベージュ・ストーン |
往復送料 | 1,000円(税別) |
支払い | 代引き |
オーブンポットラウンド22㎝のデメリット
デメリットと感じたところは、3点あります。
- 鍋の重量がある
- フチがさびやすい
- 弱火の火加減が難しい
鍋の重量がある
一般的に鋳物ホーロー鍋は重さがありますが、バーミキュラはずっしり重いです。
4.2㎏あるので、両手でないと扱えないのがつらいところです。
料理中は安定していいのですが、洗う時が結構大変!
傷つけないように、いつも気をつかいます。
ちなみに、軽さを求めるならユニロイがおすすめです。
フチがさびやすい

ふたと本体のフチは、このように黒くなっています。
洗い終わった後は、しっかり水分を拭き取っておかないと、さびやすくなります。
台所洗剤で洗えば落ちますが、落ちない場合はホームセンターで売っているクリーム状のさびとり剤で拭き取ります。
弱火の火加減が難しい
弱火で調理が基本ですが、慣れるのに時間がかかります。
弱火にしているつもりでも、火が強いと蒸気でふたがゆれ、ガタガタと音がなります。
いきなりこの音が鳴り出すと、ちょっとビクッとします。
今でも時々、ガタガタ言わせてしまいます
ちょうどいい弱火は、「鍋のフチからちょろちょろと煙が出るくらい」です。
煙の加減がわかりづらいときは、換気扇を弱めてみるとよく見えますよ。
カッコイイ色もあります!
オーブンポットラウンド22㎝の仕様
直径 | 22㎝ |
---|---|
幅(取っ手含む) | 30㎝ |
深さ | 10㎝ |
高さ(ふた含む) | 15㎝ |
容量 | 3.5ℓ |
重量 | 4.2㎏ |
価格 | 28,000円 ~ 29,000円(税別)(公式) |
付属品 | レシピブック 00号 |
仕様 | 直火、IHクッキングヒーター対応 |
バーミキュラのおすすめレシピ本
バーミキュラのレシピ本は種類が豊富で、すでに十数冊が発行されています。
中でも気負わずに作れるメニューが掲載されている本をいくつかご紹介します。
鍋がこげた時の対処方法
こげるのが心配であれば、大さじ1~2はいの水を入れてから調理すれば、こげにくくなります。
こげてしまった場合は、こげが隠れるくらいの水に、重曹を小さじ1~2はい入れて沸騰させ、十分冷ましてからスポンジで洗います。
私も一度、こがした事がありますが、この方法できれいに落ちました。
鍋が着色した時の対処方法
着色してしまった部分に「泡タイプのキッチン漂白剤」を吹き付け、15分ほど置いてから洗い流すとキレイに落ちます。
ゴシゴシこする洗い方ができないので、どうしても着色しやすくなるのですが、この方法を知っておくと便利です。
ただし、長年の蓄積した汚れは落ちにくいので、鍋を使ったら早めに対処するのがキレイに使い続けるコツです。
まとめ(メリット・デメリット)
デメリットもいくつかありますが、素材の味が楽しめて、料理が美味しく出来上がるバーミキュラの鍋はお気に入りです。
- 野菜は甘く、肉・魚はふっくら、しっとり仕上がる
- 煮物が煮崩れしない
- 野菜の丸ごと調理が可能
- 鍋の色が選べる
- 鍋をリペアできる
- 鍋の重量がある
- フチがさびやすい
- 弱火の火加減になれるまでに時間がかかる
この色も素敵!
以上、バーミキュラを3年間使用して感じた、メリット、デメリットのご紹介でした。